2008年09月26日

麻生内閣 大臣コレクション 2008 Autumn


aso_naikaku_001.jpg(C)産経新聞

最新のテレビ東京と日経新聞社による共同調査によれば、麻生太郎内閣の支持率は53%、不支持は40%、「言えない」「分からない」は7%だった。
安倍晋三内閣発足時の支持率が71%、福田康夫内閣発足時の支持率が59%だったから、それに比べると低い支持率での政権発足となったが、当の麻生首相本人は「まだ何もやってない時点での評価には興味ない」と、まったく気にしていない。

「次の衆院選でどの政党に投票するか」という質問に対する回答では、自民党が36%、民主党が33%だった。
昨日(25日)、小泉純一郎元首相が政界を引退するというニュースが流れたが、小泉元首相は次期衆院選でも自民党候補の街頭演説に参加するというから、選挙そのものへの大きな影響はあまりないだろう。

では、当ブログにおける内閣発足恒例、麻生内閣の「大臣コレクション」をお伝えする。



○総務、地方分権改革 鳩山邦夫(60)=津島派
 過去2度、党総裁選にて麻生氏の選対本部長を務め、自他共に認める「麻生氏のお友達」。兄は由紀夫・民主党幹事長。
 「友人の友人はアルカイダ」発言でも有名で、朝日新聞からは「死に神」と評されたことも。毎朝、秘書に料理を作っている。

○法務 森英介(60)=麻生派
 麻生首相の側近で、一昨年の麻生派結成時から事務総長を務めている。昨年、今年と麻生選対の裏方として活躍。
 川崎重工のエンジニアから政界に転じた「工学博士」で、環境、エネルギー問題、労働政策などが得意分野。

○外務 中曽根弘文(62)=伊吹派
 旭化成でサラリーマンを経験したこともある、中曽根康弘元首相の長男。参院議長候補に名が挙がったことも。
 2005年の郵政民営化関連法案では反対票を投じ、参院で同法案が否決される流れを作った。

○財務、金融 中川昭一(55)=伊吹派
 故・中川一郎元議員の実子。小泉内閣、安倍内閣では経産相、農水相、党政調会長などを歴任した、党内きってのタカ派。
 専門分野は農水政策だが、安倍内閣の流れを引き継ぐ「新・保守政策研究会」発足者であり、『AN関係』も築いている。

○文部科学 塩谷立(58)=町村派
 8月の福田改造内閣で官房副長官に就任したばかりだが、麻生氏に近い「文教族」議員であることで、初入閣を果たした。
 教育問題に熱心で、小泉内閣では副文科相を務めた。昨年は、党小委員長として高校野球の特待生容認提言を決めた。

○農林水産 石破茂(51)=津島派
 防衛庁長官を2期、防衛相を1期務めた国防族の論客で、軍艦プラモデル製作が趣味の「軍事オタク」を自認。
 総裁選では、派閥の独自候補擁立を目指す中堅・若手の声に押されて初出馬。独特の語り口で知名度をアップさせた。

○国土交通 中山成彬(65)=町村派
 党内を代表する保守派議員として、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長を務める。しかし、早速「失言」も。
 今回、当初は行革担当相就任を要請されたが「官僚一家」であることを理由に要請を拒否。妻は中山恭子前拉致担当相。

○防衛 浜田靖一(52)=無派閥
 「ハマコー」こと浜田幸一・元衆院議員の長男で、「政界暴れん坊」の父とは違い(!?)、温厚な性格で知られる。
 米国留学の経験を持つ国際派であり、防衛政策に明るい。櫻井よしこ氏から「防衛相に適任」と言われたことも。

○官房、拉致問題 河村武夫(65)=伊吹派
 この一年は党広報本部長として、7月の北海道・洞爺湖サミット向けに出した党ポスターを製作したりした。
 90年初当選後、一貫して教育問題に熱心な文教族だが、カネミ油症問題や原爆症認定見直しにも積極的。

○国家公安、沖縄・北方 佐藤勉(56)=古賀派
 祖父は町長、父は県会議長の政治家家系。衆院総務委員長、副総務相を務めるなど、地方自治に明るい。
 96年に加藤紘一幹事長(当時)から請われて政界入りし、「加藤の乱」以後も旧谷垣派の一員として行動を共にした。

○行政改革、規制改革 甘利明(59)=山崎派
 電機メーカー社員から新自由クラブを経て自民党入り。労相も務めたことがあり商工政策に通じている。
 安倍政権誕生に積極的に動き、経産相のポストを獲得。昨年の総裁選からは、麻生氏を支持。「ナルシスト」との声も。

○少子化 小渕優子(34)=津島派
 故・小渕恵三元首相の次女。2000年、ロンドン留学中に父が倒れ急きょ帰国、「弔い合戦」で初当選した。
 TBSでADを務めた経験もあり、同社プロデューサーとの間に一男あり。今回、戦後最年少で入閣した。



今回の内閣は、『NEWS23』(TBSテレビ)で後藤謙次氏が述べた通り、麻生首相が一枚看板を担う、「オレがオレが内閣」だとネーミング出来そうだ。
麻生首相と同じ文教族、麻生首相に近い議員、最大派閥の議員――など、麻生内閣の顔ぶれは、地味ながら特徴的だ。
来る衆院選後は、まったく新しい顔ぶれで組閣し直すというシナリオがもっぱらだが、この内閣も、十分に「麻生カラー」が出た内閣だと言えそうだ。



<追記>

テレビ東京の夕方ニュース番組『速ホゥ!』が、きょう(26日)の放送をもって終了した。

29日(月)の朝からは、塩田真弓、赤平大(テレビ東京アナウンサー)、滝井礼乃(左同)がキャスターを務める『E morning』がスタートする。
放送時間は、(月)〜(金)の午前8時56分〜午前11時45分 だ。
午前中まるまるテレビ東京の番組のお付き合い下さる方がいらっしゃるかどうかは分からないが、少しだけでも予約録画してご覧頂けたら、と思う。

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posted by mityosi at 20:58| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(1) | ポスト福田スペシャル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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