マラソン会談スタート=アフリカ40カ国首脳らと−福田首相
福田康夫首相は27日午前、第4回アフリカ開発会議(TICAD)の開幕に先立ち、参加するアフリカ諸国首脳らとの会談をスタートさせた。首相は朝の閣議を終えた後、TICADの会場となる横浜市に移動。午前11時前からボンゴ・ガボン大統領と会った。29日までの3日間に予定している会談の相手は過去最多の40カ国に上る予定。
首相はボンゴ氏との会談で、国連安全保障理事会の改革について「今年の国連総会中に何らかの成果を得たい」として、アフリカ諸国の積極的な関与を要請。ボンゴ氏は「アフリカ諸国と協力し、(改革を)実現したい」と応じた。
首相は一連の会談で、日本の国連安保理常任理事国入りへの支持を呼び掛ける方針。中国がアフリカへの援助や投資を増やす中、「アフリカ支援の老舗」(外務省幹部)として、地域の発展に積極的に協力する姿勢をアピールしたい考えだ。
(27日、時事通信)
福田康夫首相は27日から3日間かけ、来日している40か国以上のアフリカ地域の首脳と「マラソン会談」を行っている。
これは、28日に横浜市で開幕する「TICAD4(第4回アフリカ開発会議)」のためにアフリカ首脳が一挙来日したことによるものだ。
福田首相は横浜市内のホテルに泊まり込み、1国15分のペースで会談を続けている。
昨日(27日)には、AU(アフリカ連合)議長国タンザニアのキクウェテ大統領と会談し、日本の国連安全保障理事国入りへの協力を求めた。
これに対しキクウェテ大統領は「日本は明確に常任理事国としての資格を有すると考える」と述べ、日本の安保理入りを支持する考えを示した。
福田首相は「今年の国連総会会期中に、具体的な成果を得たい」と強調している。
今回の「マラソン会談」の背景には、どんな思惑があるのか。
まず1つ目に、7月の北海道・洞爺湖サミットを見据えての思惑である。
日本は次回サミットの議長国として「クールアース政策」への賛同を、世界各国から取り付けたい。そのための「マラソン会談」であると言えよう。
次に、「ニューフロンティア」と呼ばれるアフリカ各国の資源獲得競争に乗り遅れたくないという思惑である。
アフリカ各国は、依然経済成長の過程にあるが、天然資源を多く保有しているのは事実であり、今後、世界中で「アフリカ需要」が高まることは間違いない。
日本は、アフリカ各国に対して、多額のODA(政府開発援助)援助をしている。
過去には、援助したODAが軍事利用されたこともあった。ODAを正しく使わせるための取り組みというのは、ODA援助国の立場として責務である。
今回のTICAD会議では、「マラソン会談」で多忙の福田首相に代わり、森喜朗元首相が「議長代行」を務めるが、森氏は、自身を日本のアフリカ尊重外交に道筋を付けた人物だと自負している。
日本の対アフリカ外交が、21世紀、ついに本格化してきた。
国益を考慮するのはもちろんのこと、国際社会全般のことを考えての対アフリカ外交が、国連安保理入りを目指す日本にとっては大事である。
<追記>
スタジオジブリの最新作『崖の上のポニョ』(宮崎駿監督)の主要声優キャストが発表された。
今回も、宮崎アニメは「芸能人声優」ばかりを起用することになったようだ。女性声優を「娼婦」呼ばわりする宮崎監督としては、当然のキャスティングと言えるかもしれない。
私はこれまで、方々で「宮崎アニメ批判」を繰り返してきた。
今回の『崖の上のポニョ』についても、出来る限りの批判を精一杯行いたいと思う。
その時にはこのブログにもエントリを掲載する予定だが、タイトルは「『崖の上のポニョ』は、崖の上から落ちて死ねばいい」などといったものにしようと思う。
宮崎アニメのようなものが国際社会に“輸出”されるのは、一人の日本人として、恥辱極まりない限りだ。

