2007年10月20日

テレビばかり見ていると、馬鹿になりますよ

国会では、防衛省の守屋武昌前事務次官に関わる“接待”疑惑が浮上し、福田康夫政権は、早くも野党に好材料を与えてしまった格好だ。

去る18日(木)に、ある組織が中央集会を開いたというニュースをご紹介したい。

<医師不足>医療労組が東京で中央集会 過酷労働など訴える

 医療労働者の労働組合などが18日、医師、看護師の増員を求めて「医師・看護師ふやせ!ストップ医療崩壊中央集会」を東京・日比谷野外音楽堂で開いた。全国の看護師、医師ら5100人(主催者発表)が参加、地域医療が崩壊しつつある現状や人手不足の過酷な労働状況などを訴えた。

 集会では日本医労連の田中千恵子委員長が「医師不足は深刻で、劣悪な労働状態に辞めていく看護師も後を絶たない。また、医療費の負担増や病院の統廃合が進み、国民が医療を受けることができない事態が進んでいる」と訴えた。

 月の年金が6万円で医療費が4万7000円かかり、生活が成り立たない高齢者の実態も報告された。また、野党の国会議員や、タレントの清水国明さんらがあいさつをした。集会では医師、看護師の増員のほか患者の医療費負担の軽減などを求めアピールを採択。その後、銀座などをパレードした。

(18日、毎日新聞)

医労連は自治労の下部組織だと記憶しているが、自治労だからといって安易に反発の念を抱いていてはいけない。
それではどこかの野党(ヒント:先日、町村信孝官房長官から「消費税を増税しないでも財政再建できると思っているのは、この政党だけ」と言われた政党)の「なんでも反対」姿勢と変わりない。

おそらく『速ホゥ!』(テレビ東京)で見たニュースでの映像だったかと思うが、医労連の中央集会では、若い女性看護士らが甘ったれた笑顔でシュプレヒコールを上げていた。
これを見て思ったのは、「なるほど、労組労連の集会も形態が変わってきたのか」ということである。
もはや集会やデモで国を動かすことが目的なのではない。そこにあるのは一種のパフォーマンスであり、わずかな善意の集合体なのだ。
映像の中では、女性看護士たちは普通の笑顔をしていた。さすがに私も「あきらかにプロ市民」な人から医療行為を受けたくはない。

今の時代、労組労連のデモや集会も左翼的な印象がだいぶ薄れていて、実質的な意味を持たなくなっている。
中央集会に出席した国会議員はみな野党議員であったが、集会開催に際して、多くの与党議員が「メッセージ」を寄せていた。
古屋圭司衆院議員、丹羽雄哉前総務会長(以上自民党)、谷合正明参院議員(公明党)など、「厚労族」とでも言うべき国会議員たちが、長々としたメッセージを寄せている。

医師不足・看護士不足は、かねてより医療現場から叫ばれている課題である。
先日も、『筑紫哲也 NEWS23』だか『イブニング・ファイブ』(いずれもTBS)だかで「高校生の息子が医学部進学を希望する中、母子家庭への助成金が全額カットされ、困窮にあえぐ女性」のドキュメントが放送されていた。
現実として経済的に非常に困っている人たちがいる。そういう社会的弱者のための政策を推進していくのが、本来、政治家の務めではないか。

いくら「小さな政府」が構築されようとも、そこに存在するのが「政府」ならば、民間の論理だけではカバーしきれない部分について、税金をどのように活かしていくか、時の政府には知恵を出してほしい。
そういう意味では、所信表明演説で「あたたかみのある政治を行う」と述べた福田首相には、期待している。



さて、どうでもいいことだが、あのツカサ(社長はあの川又三智彦氏)が「ネット新聞」をやっているというので、ホームページを開いてみた。
「おそらく人類史上最大に無価値な記事」を発見したので、ここに掲載したい。
これで「新聞」だというのだから、『しんぶん赤旗』がいまだに存続しているのにも納得がいく。

福田首相、あなたは何をぶっ壊すのですか?
10月5日11時16分配信 ツカサネット新聞


その評価が妥当だったか否かは別として、僕が「からっぽ」と評した安倍政権が崩壊し、福田新政権が誕生した。10月1日には、郵政民営化がスタート。巨大企業である日本郵政グループの今後に注目が集まっている。

そんな折、ネットをあれこれと眺めていたら、偶然、日本新党のホームページに行き着いた。そこに掲載されているのは、以前にも見たことがある日本の「借金時計」である。

日本の国と地方を合わせた借金、1096兆円強。
借金は今も増え続けていて、1時間の借金増加額、66億円5357円8328円。

そんな紹介があり、時計は今もリアルタイムで、国の借金を刻んでいた。

小泉改革があり、その結果として郵政の民営化が実現した。だが、本来、今の日本の改革とは、この借金を減らすことではなかったか。この借金時計は、消費税を上げればその動きを止め、逆へと動き出すのだろうか。

僕は、自民党政権は、支持率が10%を切った森政権で終わるのではないかと思っていた。その自民党を自ら「ぶっ壊す」と逆転の発想で登場したのが、小泉政権である。「自民党をぶっ壊す」とは何を意味するのか。それは、1つの政党を解党するという意味ではない。これまでの日本の政治を牛耳ってきた、政官の既得権益をぶっ壊し、不合理なシステムを除去すること。そのために、自民党自らが、政官の癒着を断ち切り、「官から民へ」に象徴される「痛みの伴う改革」を実行していくこと。それが小泉改革だと、僕は信じた。そうした国民の政治への期待があったからこそ、郵政民営化が争点となった衆院選で、与党は衆院の3分の2を超える議席を与えられたのではないか。

ところが、与党が衆院の3分の2の議席を得ても、小泉政権が行ったのは「痛みの改革」だけで、日本の借金体質は何1つ変わっていない。進行したのは、格差社会だけである。小泉改革を受け継いだはずの安倍政権は、政官の既得権益をぶっ壊すこともなく、自民党をぶっ壊すこともなく、参院選での敗北後、自らが「ぶっ壊れた」。


僕は、かつて、小泉政権の衆院選での大勝を「独裁政治」と批判したことがある。本来、衆院の3分の2の議席を持てば、どんな法律でも通過させることが可能だからだ。ただ、この批判には、1つの期待も込められていた。何でもできる「強い政治」だからこそ、政官の既得権益をぶっ壊すことができるのではないか。今度こそ「痛みの伴う改革」を完成させることができるのではないか。ところが、結果は皆さんの知るところだ。

逆に言えば、衆院の3分の2を得たにもかかわらず、何もできなかった与党に一体、何ができるのだろう。さらに、参院選の結果で「ねじれ国会」という状況になったが、「ねじれ」で何ができるのだろう。少なくとも福田首相の所信表明演説を見る限り、そこにあったのは民主党への「すり寄り」である。民主党・小沢党首の政策理念「自立と共生」までを引用した福田首相の所信表明は、まるで、自民、民主の大連立までをも視野に入れたようにも見えなくもない。

ここで、僕らは考えなければいけない。僕らが、政治に求めているのは、政官癒着への切り込みであって、政治家の地位の安定ではない。これからの自民党が民主党へのすり寄り、大連立に向かうとすれば、それは国民のための行動ではない。単なる地位の保全である。2大政党制とマスコミがもてはやしても、民主党がバラまき政策ばかりで政権を狙うなら、それも日本の状況を悪くこそすれ、改善させることはないだろう。政治とカネの問題も、言わば議員の地位、生活がかかっているからこそ現象であり、その根本を改めない限り、なくなることはない。

福田政権が今、不十分な小泉政権の改革を引き継ぎ、政官の既得権益をぶっ壊すことがなければ、大連立になろうと、2大政党の政権交代の時代になろうと、ぶっ壊れるのは、国民の政治への期待である。衆院3分の2でもできないこと、ねじれ国会でもできないことが、今後の政治状況でできるのだろうか。

今こそ、僕は福田首相に問いたい。一体、あなたは何をぶっ壊すのか。あなたが政官の既得権益をぶっ壊せば、民主党などにすり寄らなくても、国民は自民党を支持するだろう。あなたが地位保全のため、なりふり構わず「和」を目指すなら、国民不在の政治が加速するだけで、国民の政治への期待がぶっ壊れることになる。

いずれにしろ、何かをぶっ壊さなければ、日本は破滅に向かっているのだとすれば、福田首相、あなたは何をぶっ壊すのですか? それを問いたい。


(記者:iko)

毎週金曜日の夜に『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ)という番組がやっていて、私はちょうどその時間が空くのでしばしば見ているのだが、次々と出てくる「マニフェスト」の稚拙さを眺めていると、これが実に面白い。

秋野暢子女史が以前提案した「太っているタレントはテレビに出れなくします!」というマニフェストをめぐっての討論は、実に面白いものだった。
マダム路子女史の「太っている子が『太っている』といじめらている。太っている子を痩せさせれば、そういういじめはなくなる」との発言を聞いて、「なるほど、こういう親がいるから日本からいじめがなくならないのか!」と感じた次第である。
「私がバカだと思う人リスト」に2名の名前を書いておいたので、ぜひともみなさんにはご安心していただきたい。

逆に、カンニング竹山さんが提案した「少年法を廃止します!」というマニフェストは、意外と骨子がしっかりしていたし、政策そのものに完全に同意できた。

昨日の放送では、NHKの元・体操のお兄さんで知られる佐藤弘道氏が「10年以上社会経験のある人間でなければ、教師にはなれないようにします!」とのマニフェストを提案。
それをめぐっての討論は、大変面白かった。やはり、体操のお兄さんには体操だけやらせていればいい。ムダに頭を使わせると、ロクなことを考えやしないものだ。
最終的にこの法案が「可決」された時には、思わず笑ってしまった。これは、いかにテレビ番組が幼稚であるかということである。つまり、この国はテレビ主導のままに幼稚な国民性が形成されているのだ。我々は、テレビによって品格も、偏差値も、想像力も低下した。

とはいえ、現在放送中の『世界・ふしぎ発見!』(TBS)などの番組は、見ていると大変に知的好奇心を刺激させられる。
「ニュートンは万有引力の法則を発見した後、今度は万有歴史の法則を突き止めようとした。そのために、エジプトにスタッフを派遣させ、ピラミッドを建立させようとした」とのエピソードは実に面白い。
ニュートンは生涯に一度だけ恋をした男だといわれるが(相手は薬屋の娘)、それではその「恋」とはどのようなものだったか。
どこかの局でこの企画を実現させてほしい。若くて下品な人たちがワイワイガヤガヤ騒ぐ番組を流すよりは、断然面白そうではないか。



今日もまた寿命が縮まった。
くれぐれも、生命は悔いなきように消費したいものである。


    辻にご加護を

         オーメン


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ラベル:福田康夫
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2007年03月27日

さようなら、『スタ☆メン』。

一昨日の25日(日)、このブログでも何度も取り上げてきた情報番組『スタ☆メン』(フジテレビ)が終了した。

阿川佐和子と爆笑問題の3人がキャスターを務め、ゲスト・パメラーには池上彰や森永卓郎、橋下徹(今夏、第7子が出産予定)らを迎えてきた。
爆笑問題・太田光による、押切もえや吹石一恵らへの“いびり”も名物だった。

ライブドアによる“ニッポン放送買収問題”で、司会者のギャランティを削減するために打ち切られた『EZ!TV』に替わり、スタートした『スタ☆メン』。
当初のタイトルは、『週刊人物ライブ スタ☆メン』。「ニュースの数だけ人がいる。人の数だけニュースがある。」をコンセプトに、“人”にこだわった情報番組を作り上げてきた。

『スタ☆メン』終了の理由については、『発掘!あるある大辞典U』(関西テレビ)での“やらせ問題”が関連しているという噂も聞かれる。
それが本当だとすれば、「ライブドア問題で始まり、『あるある』問題で終わる」ということになろう。残念なことだ。

私は、これといって、固定してテレビ番組を見ることが少ないのだが、『スタ☆メン』だけは、1年半前のスタートから、ほぼ毎回見てきたという自負がある。
もちろん、『スタ☆メン』での太田光やパネラーたちの意見に必ずしも賛同できたわけではない。若干、腹の立ちそうなこともあった。
それなのに、なぜ、私が『スタ☆メン』を見続けることが出来たのかといえば、阿川さんや爆笑問題、パネラー、それに渡辺和洋アナウンサーが揃っての番組の雰囲気に、毎回、新鮮さと“生放送っぽさ”を感じてきたからである。

中でも、阿川さんの番組の進行ぶりは、ずっと昔の『筑紫哲也 NEWS23(第二部)』(TBSテレビ)、数年前からの『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日)のそれとはまた違い、フレッシュで、和やかながらも刺激的だった。
テレビの画面には、“天然”にも、おっちょこちょいにも写る阿川さんだが、実際には深い知識と見識がある。
キャスターとしてそれを露にしないことで、番組をより分厚いものにする技術は、阿川さんの専売特許だろう。そこが塩田真弓(テレビ東京)との違いだと言ってしまえば、そうかもしれない。
そして、間違いなく、『スタ☆メン』は、「キャスター・阿川佐和子」を最大限に楽しむことの出来る番組だった。

春は別れの季節であり、別れがあれば、また、出会いもある。
この枠において、来週4月1日(日)からは、『新報道プレミアA』がスタートする。
キャスターは、安藤優子と滝川クリステル。FNN看板キャスターの2人がカメラの前に揃う。フジテレビでは、女性2人がメインキャスターを務める番組は初めてだという。個人的には、2人の体力が心配だ。
レギュラー・コメンテーターには、元『きょうの出来事』(日本テレビ)キャスターで、保守派の論客として名高い、櫻井よしこを迎える。

女だらけ、キャスター経験者だらけ。

毎週、ゲストとしてコメンテーターを招くというが、その方が男性であったなら、こんな“怖い”スタジオには入るのが躊躇されるだろう。
少しでも、「フジ・サンケイグループ傘下の放送局での番組内における発言」としてふさわしくない発言をしようものなら、安藤・櫻井両女史に怒鳴られ、滝川女史に上目遣いで睨まれそうだ。

私にとって、来週から始まる『新報道プレミアA』は見逃せない番組になりそうだが、ともかく、『スタ☆メン』は面白い情報番組だった。
正直、もう少し見たかった。
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2006年10月01日

TV報道は「分かりやすさ」から「下らなさ」の時代へ

TBSは、先月25日(月)から「筑紫哲也NEWS23」をリニューアルした。
番組の構成はほとんど変わらなく、せいぜいゲスト・コメンテーターを呼び込んだぐらいだが、キャスター陣が一新された。
草野満代、佐古忠彦両キャスターが降板し、サブキャスターには3月にNHKを退職した膳場貴子、新設のフィールドキャスターにはTBSラジオ「アクセス」のパーソナリティーだった山本モナを“新規参入”させた。
肝要な「筑紫氏降板」については、今回のリニューアルでもついに行われなかった。

「NEWS23」としてのリニューアルはもう二度とないことを期待するが、早くも新キャスターにスキャンダルである。
山本キャスターと、妻子ある民主党の細野豪志衆院議員との“熱烈不倫”が発覚したのだ。
不倫行為は民事上の問題があるだけでなく、今回の場合、建前的には政治的に中立であるべきニュースキャスターと、特定の政党の国会議員が不倫していたということが、より重い問題となるだろう。
山本キャスターの番組降板はおそらくなされないだろうし、今回のスキャンダルが細野議員の進退問題に影響することもないだろうが、いずれにせよ品格の問われるスキャンダルであった。
第一、関係する人々の気持ちを考慮して、同じやるにも隠れて、バレないように不倫してもらいたいものだ。
ただ、「NEWS23」関連でいえば、膳場キャスターは生粋のNHKっ子ぽさが出ていて、親しみと好感が持てた。
NHK在職時代、膳場キャスターがおじさま方から人気を得ていた理由が分かるような気がする。


日本テレビでは、52年続いた「きょうの出来事」の後番組として、2日(月)から「NEWS ZERO」が放送を開始する。
元大蔵官僚の村尾信尚氏がメインキャスターを務めるという。個人的には“テンパる柳澤秀夫”みたいなものになるのではないかと思うが、サブキャスターがさらに酷い。
フリーアナウンサーというべきかタレントというべきか分からない小林麻央がサブキャスター、「嵐」の櫻井翔が月曜キャスター、女優・川原亜矢子が木曜キャスターだという。
たとえ、業界モノのドラマ内での「ニュース番組」だとしても愚痴を付けたくなるような人選である。
このキャスター陣を見る限り、エンタメニュースが番組の中核になると考えて差し支えないと思うが、いかがだろうか。
パッと短期間で終わるか、だらだらと2,3年続くのかまでは断言できないが、「ザ・ワイド」で流れているような特集VTRを中心とした自称報道番組として、日本テレビの持ち得る限りの下品さを示してくれるに違いない。

TBSにしても、日テレにしても、出演キャスターの質の低下から、報道という概念そのものへのウェイトが軽くなってきたのを感じる。
ニュース番組なのか、政見放送なのか、ワイドショーなのか分からない。
壊れるところまで壊れていって、また、新しい何かが生まれてくるのだろうか。
「分かりやすさ」を徹底するあまり、拡大解釈が過ぎて、「下らなさ」を牽引する自称ニュース番組が増えてしまった。そして、今、それがスタンダードとなっているのだ。
こうなることとは知らず、純粋な志で「分かりやすいニュース番組を」などと言っていた「スーパータイム」の時代が懐かしい。



さて、おかげさまで、このブログもきょうで1周年を迎えた。
月数回程度の更新が多いが、それでも飽きやすい私の性格からしてみれば、直接の利害に関係ない「ブログ」を、よくもまぁ1年間続けられたものだと思う。
とはいえ、こういう“記念日”に、またも「下らない」文章を書いてしまったことはお恥ずかしい限りだ。
今後とも、政局ネタが中心になると思うが、私の独断専行で選んだニュースについて、解説らしきものを書いていきたいと思うので、みなさん、引き続きよろしく。
posted by Author at 13:35| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(3) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月03日

週刊人物ライブ スタ☆メン

きのう2日、22時からの『週刊人物ライブ スタ☆メン』(フジテレビ)が
ものすごく面白かった。
この番組、今回から始まった新番組なのだが、前番組『EZ!TV』なんかより全然いい。
なんでも、ニュースを「人物」の視点から見る、という情報番組だそうだ。
キャスターは阿川佐和子、爆笑問題。
今週のゲスト・パネラーは、ジローラモさんと押切もえだった。
記者発表で、阿川さんと爆笑問題の組み合わせというのはいいな〜と思っていたが、
正直言って、「人物」の視点からニュースを振り返るという番組内容については、
結局、ミニドキュメント程度で終わってしまうんじゃないかと期待していなかった。
ところが、である。
これがもう、滅茶苦茶に面白かった。
三浦カズの密着VTRあたりは
「やっぱりな〜、ミニドキュメントじゃないか」と思ってしまったが、
スタジオに生出演した際には、阿川さん・太田さんの質問に生番組の興奮を感じた。
そして、話題の最年少26歳衆院議員・杉村太蔵についての太田さんやジローラモさんの考えが、
まさに、私のかねてから思っていたことと同じだった。
その考えとは、杉村太蔵は別にチャラチャラした奴じゃなくて、
バラエティー的なリアクションを即座に取れる奴。
対応を計算しているしたたかな奴、
という考え。
彼のブログを見ればわかるように、杉村太蔵はきわめて普通なエリート(官僚ではないが)だと思う。
だからこそ、数多い公募者の中から自民党はわざわざ彼を候補に選んだわけであって、
私はあの「2600万ですよ!」「料亭っつーところに行ってみたいですよ!」みたいな発言も
かなり計算した上での演技だと思う。
太田さんは、「(杉村は)自分の発言が記者に受けたときに『やった』という表情をしている」と
言っていたが、彼はつまり「武部さんに苛められちゃって少しかわいそうな杉村さん」を
(ちょっと前までは)演じていたのだろう。
今後、彼がどのような演技を見せてくれるのか。非常に楽しみだ。
といった風に、まさにちょっと考えれば分かりそうな「まともな意見」を生放送で言っているのが
『スタ☆メン』であって、私は今後、非常に期待しているのだ。
そして願わくば、変なコーナーを付けたりなどの「過剰な味付け」によって、
今の番組スタイル(といっても1回放送しただけだが)をどこまでも継続してほしい。
もうこれで、番組スタイルは十分確立されているんじゃないかと思うから。
これから、日曜の夜が楽しみになった。

フジテレビ 『週刊人物ライブ スタ☆メン』
posted by Author at 20:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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