2008年03月09日

高橋尚子は“限界”をすっかり超えている

日本国民はこぞって彼女を応援しないといけないのだろうか?

<女子マラソン>昨夏に半月板の手術…高橋、レース後明かす

 9日の名古屋国際女子マラソンで27位に終わった高橋尚子(ファイテン)はレース後、米国・ボルダーで高地合宿中だった昨夏にひざを痛めたため、昨年8月1日に当地で半月板を半分切除する内視鏡手術を受けていたことを明らかにした。本格的に練習を始めたのは今年1月からで、十分な練習ができないままこの日のレースを迎えたという。 

 高橋は「名古屋まで7カ月で戻るのか、と思ったが、あきらめずに戻ってこられた。結果は残念だが、沿道の声援や皆さんの温かい気持ちに支えられて気持ちよく走らせてもらった。これ(故障)も含めて、これが本当の私の実力なんだと思う。後悔はない」と笑顔で語った。

(9日、毎日新聞)

きょう(9日)、北京五輪の最終代表選考会を兼ねた第29回名古屋国際女子マラソンが行なわれた。
同マラソンは名古屋市の瑞穂陸上競技場を発着点とする42.195キロで行われ、マラソン初挑戦の中村友梨香(21歳)が2時間25分51秒で優勝した。
注目の高橋尚子(35歳)は序盤から大幅に遅れ、2時間44分18秒で27位に終わった。

このブログでは私の真の思い、本当のことだけを書こうと思う。
私は“Qちゃん”こと高橋尚子選手が大嫌いだ。テレビ画面で見るだけで胃がムカムカし、反吐が出そうになる。
私が彼女を嫌う最大の理由は、彼女の「潔(いさぎ)悪さ」にある。
2000年のシドニー五輪で金メダルを獲得したにもかかわらず、その後も各種マラソン大会で優勝を目指し努力する彼女の姿勢は、非常に理解しがたがった。

マラソン前に歌手・aikoの音楽を聴くなどのエピソードなどで、世論からの圧倒的な支持を得てきた“Qちゃん”こと高橋尚子選手。
シドニー五輪の表彰式で金メダルをかじるという大変頭の悪そうなパフォーマンスを見せただけでなく、その後も各種大会で悲惨な結果を出し続けているにもかかわらず、けっしてマラソンランナーという職から引退しようとしない。
「あきらめなければ夢を叶う、ということをみなさんに示したい」と言って引退をせずに“挑戦”し続ける彼女の姿は、私の目には「あきらめの悪い女」の姿にしか見えなかった。

これはNHKの『爆笑オンエアバトル』や、テレビ朝日系列で毎年年末に放送される『M-1グランプリ』などを見ていても思うことなのだが、「王者が連覇を狙う」ということは、私にとっては非常にみっともないことに思われる。
1度大会で優勝しておきながら、次の年の大会で再び優勝することを目指すという人間の心情が、私にはまったく理解できない。
大会で1度優勝した人間はその大会の存在から“卒業”を果たし、次の年の大会では次世代の新たな人間が優勝を果たせるような環境を整備することこそ、大会で1度優勝した人間のなすべきことだろう。
「昨年ナンバー1を取ったので、今年もナンバー1を目指します」ということでは、自己中心的な姿勢であると批判されても致し方ない。ましてや、次世代の人間の台頭を妨害しているのだと受け止められても致し方ない。

そして今回のマラソン大会の結果をもってしても、高橋尚子選手は「引退」という選択はしないそうである。
誰が人生をどのように歩もうか、それはまったくもって個人の自由だが、私は高橋尚子選手のような生き方は嫌いだ。

昨日(8日)に放送された『サタデー・スクランブル』(テレビ朝日)という番組では、司会の川田亜子さん(フリーアナウンサー)が「日本中のみんなが“Qちゃん”を応援していますからね!」などと発言していた。
川田さんがTBSアナウンサーであった時代から、私は川田さんのことが非常に大嫌いだったのだが、このような発言を聞いて、私はますます彼女のことを嫌いになった。というか、川田亜子さんというフリーアナウンサーの限界を知った。お言葉だが、川田さんは一切の教養のない人間だと思う。
そして物のついでにもう一言付け加えて言わせていただくと、テレビ朝日に所属する男性アナウンサーは全員左翼的で、白痴で、低脳下劣である。平日の朝の番組に出演している某男性アナウンサーは、とにかく政府・自民党批判しかしない。それどころか、民主党を激しく支持する姿勢を隠そうともしない。テレビ朝日の男性アナウンサーは、揃いも揃って性格も知能も悪い人間ばかりである。

――話がやや脱線したが、この期に及んで「夢はあきらめなければ叶う」だかなんだか知らないが、適当な言い訳を作って自己中心的に夢を追い求める“Qちゃん”のことが、私は大嫌いだ。
もしも私が五輪で金メダルを獲得したマラソン選手なら、五輪後は後継に道を譲り、子供のためのマラソン教室なり何なりを開催したり、全国を講演会に回るなどする人生を選びたい。
ましてや、ひざを故障するなどしているということは、すでに彼女がマラソン選手として「限界」を迎えていることを意味しているのではないか。その事実を受け止めずに「夢」を追い求める彼女は、自己認識能力が欠如しているように思われる。

「夢」を追い求めることは悪いことではないし、純粋に応援したい気持ちもある。でも、私は35歳にもなって“Qちゃん”などと呼ばれて笑顔を振りまくような女性には好意を持たない。
私には、高橋尚子選手は「あきらめの悪い」KY女にしか見えないし、彼女をこぞって応援するマスメディアは信用ならないものだと目に映るが、いかがだろうか。


<追記>

日本を代表する声優である広川太一郎さん(69)が、3日、がんのため亡くなった。
「〜だったりなんかしちゃったりなんかして」など独特で軽快な言い回しや、ダジャレ満載のアテレコなどで有名な広川氏だが、私にとっては、何と言ってもモンティ・パイソン、エリック・アイドルの吹き替えである。
もはや地球上には存在しないとまで言われた『モンティ・パイソン 日本語吹き替え版 DVD BOX』が先月(2月)発売され、日本でのDVD化がほぼ絶望視されていた『ライフ・オブ・ブライアン』(日本語吹き替え付き)が来る5月に発売予定だという。私も早速amazon.co.jpで予約した。

エリック・アイドルの吹き替えと同時に、私にとってどうしても忘れられない広川氏の“声”がある。それは、1976年に公開された『クイーン・コング』という映画での広川氏の日本語吹き替えである。
この作品はタイトルから察せられる通り『キング・コング』のパロディー作品であり、愛すべきB級コメディー映画だ。広川氏はこの映画の日本語吹き替えで、小原乃梨子さん(旧のび太や、『ヤッターマン』ドロンジョ様の声でおなじみ)とともにダジャレ満載のアテレコを行なっていた。
日本を代表する声優の死を悼み、広川氏のご冥福をお祈りしたい。


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2007年10月27日

「亀田一家へのバッシング」をバッシングする

たかが1戦負けた程度であんなにダメージ食らうとは、本当に大毅さんは弱いんですね。

ボクシング 協栄亀田家処分 父辞職 大毅に厳重注意など

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦で亀田大毅(18)=協栄=が反則行為を繰り返した問題で、協栄ジムの金平桂一郎会長(41)は26日、父史郎トレーナー(42)の辞職と、大毅に厳重注意と練習再開時に謝罪会見をすること、兄興毅(20)には3カ月の試合出場を自粛させる処分を科したと発表した。金平会長は「当初は(史郎氏を)解雇する方針だったが、25日深夜に電話で辞職の申し出があり決めた」と話した。会見に同席した興毅は「内藤(大助)選手におわびしたい。自分も含め、大毅、おやじの言動など深く反省している。亀田家を代表しておわびしたい」と謝罪し、自身がタイトル戦で反則を指示したことも認めた。今後、亀田兄弟は自宅のジムも使えず、ボクシング界から身を引く父の指導からも離れ、新しい環境で再出発する。【来住哲司】

 ▽大橋秀行・東日本ボクシング協会会長 協会が要望した協栄ジム独自の処分を行ったとの報告を受けたので、この騒動は終わりにしたい。亀田兄弟は精神的に父に頼っていたので、今が変わるチャンス。今後は虚勢を張る必要はない。礼儀正しくなればなるほど、地味になればなるほど光るのは、亀田兄弟だけだ。


 ◇亀田興毅との一問一答 

 協栄ジムでの記者会見で述べた亀田興毅との主な一問一答は次の通り。

 −−世界戦で「ひじでもええから目へ入れろ」などと大毅に言ったのは反則の指示だったのか。
 おやじもおれも言い訳はしない。おれらも世界戦で頭が真っ白になって舞い上がっていた。1ラウンドから詳しく覚えていないが、事実、映像に残っているのだから、反省している。

 −−なぜ史郎氏が会見に出ないのか。
 おやじは「自分が全部悪い。これを機会にもっと強くなって頑張ってくれ」と言っていた。見て分かる通り、ああいう性格で不器用な面があり、迷惑を掛けてややこしくなってもいけない。それなら、おれが長男だし亀田家代表として来た。

 −−史郎氏への思いは。
 小さいころから育ててくれたのはおやじ。今、自分がここにいるのも、世界チャンピオンになれたのもおやじのおかげ。世間では悪く見られているかもしれないけれど、世界一のおやじと思っている。

 −−弟の大毅選手について。
 今はまだ以前の会見の状態。会話も一言、二言だが、ボクシングは続ける。18歳で世界王者に挑戦するところまで来たのに、辞めたらもったいない。3人兄弟みんなで世界王者になることがおやじへの恩返しだから。

 −−大毅選手から、気力を感じるか。
 もう一度、立ち直って頑張ってくれると思う。元気になったら一緒にジムに通いたい。


 ◇過激な言動・ベタ足・亀田プロモーション

 ■パフォーマンス

 亀田兄弟が人気を集めたのは、過激な言動が注目されたからだ。「亀田とKOはセットや」(興毅)など大口をたたき、KOを予告。試合前にフライパンを曲げたりするパフォーマンスを演じ、試合後に大毅はリング上で歌を熱唱した。ただし、興毅が世界戦の調印式にハンバーガーを食べながら現れたり、一家で相手選手を度々侮辱するなど、あまりに品位を欠く言動も目立った。
 この日の会見で興毅は「行きすぎたところもあったと思う」と反省を示した。「計量前日にハンバーガーを食べれば、相手は『減量きつくないのか』とプレッシャーを感じる。こうしたら盛り上がるかなと、自分なりに頑張ってきたつもり」と、作戦とファンサービスが理由だったことを明かした。今後も過激パフォーマンスを続けるかどうかは「今は分からない」。金平会長は「(それが)全くゼロだとファンはどうなのか。スポーツで乗り越えていい一線なのかどうかを考えて、指導していきたい」とした。

 ■父から離脱

 亀田兄弟は史郎氏不在で今後の競技生活を送るが、「新トレーナーは人選中」(金平会長)だ。
 猛練習で鍛えたフィジカル面の優位を生かしてガードを固めて接近し、強打を見舞うのが史郎氏直伝の「亀田スタイル」。だが、ジャブをほとんど出さないうえにベタ足で、サイドに動く相手に苦戦し、アッパーにも弱い。興毅の昨年8月の世界戦や大毅の今回のタイトル戦を見れば、とても世界で通用する戦法ではないことが証明された。
 元世界王者の具志堅用高さんは史郎氏からの離脱を「兄弟にとっていいこと」と指摘。興毅には「構えをサウスポーの基本に直すべきだ。技術を直すのに時間はかかると思うが、素直な心で教われば上に行けると思う」とエールを送る。
 ただし、指導を長年受け、支えでもあった史郎氏がいなくなり、精神面での影響が懸念される。興毅は「いろんなトレーナーから(父と)違うアドバイスも受けられる。新しい亀田スタイルを作っていきたい」と決意を示す。

 ■亀田ビジネス

 協栄ジムは今回の騒動を機に亀田兄弟を史郎氏から切り離し、ジムの管理下に置いた。JBCや東日本ボクシング協会から今回の騒動の一因を「亀田家への監督不十分」と指摘され、金平会長も「今年5月までトレーナー2人を派遣していたが、史郎氏からいらないと言われて引き揚げた。その後は亀田家とのコミュニケーションが不十分だった」と認めており、正常化を図った。
 亀田兄弟との契約は「通常の選手契約に付帯するものがいろいろあり、複雑」(金平会長)。リング外のイベント活動などは史郎氏が社長を務める「亀田プロモーション」が取り仕切り、TBSなどとも独自につながる。金平会長、史郎氏の双方をよく知る関係者は「7月ごろは2人の関係が悪化し、亀田家は“独立”寸前だった」と明かす。
 これまではマッチメークも史郎氏の意向が大きく左右したが、今後はジム主導で行う。金平会長は「(ファンが)納得できる相手と試合をする」と、実力不明の外国人ばかりを相手にしたマッチメークを見直す意向を示した。


  ◆亀田大毅の反則騒動の経過◆

11日 WBCフライ級タイトルマッチで王者・内藤大助(宮田)に対し、亀田大毅が頭突き、ローブローなど反則行為を連発。十二回には内藤を投げ飛ばすレスリング行為を2度繰り返し、計3点を減点された。
12日 セコンドを務めた父史郎トレーナーと兄興毅が試合中、反則行為を指示した疑惑が浮上。興毅は談話で反則指示疑惑を「亀田家のボクシング用語」と否定。協栄ジムは「対戦相手が決まらない」として興毅の25日の試合の中止を発表。
15日 東日本ボクシング協会が協栄ジムに「亀田家ジムでの練習禁止」などを要求。JBC倫理委員会は史郎氏、亀田兄弟、金平桂一郎・協栄ジム会長にライセンス停止などの処分。
16日 金平会長が会見し「JBCの処分を受け入れる」と改めて言明。
17日 史郎氏と大毅、金平会長がJBCで謝罪会見。頭髪を丸刈りにした大毅は終始無言で途中退席。史郎氏は不服申し立てをしない意向を示したが、反則指示は否定。
18日 大毅が内藤の自宅を訪れ直接謝罪し、史郎氏も内藤に大毅の携帯電話を通じて謝った。興毅はJBCに電話で謝罪。
22日 テレビ番組で史郎氏がオールジム(大阪市)への移籍を画策したと報じられたが、津川勝・同ジム会長代行と史郎氏は否定。
24日 金平会長が会見し、謝罪会見やり直しの必要性を指摘。
25日 金平会長が亀田家で史郎氏、興毅と会談。亀田家側は自宅兼ジムでの練習禁止などを受け入れたが、史郎氏は26日の謝罪会見出席を拒否。
26日 金平会長と興毅が会見し、亀田家への処分を発表し、興毅が謝罪。

(27日、毎日新聞)

多くのテレビ番組で亀田一家の話題は取り上げられ、また、バッシングを受けている。
自分たちの意見が「多数意見」だと認識した上でのバッシングは、日本のメディア特有のものだ。
1人で正論をぶちまけることは出来なくても、「みんなで責める」ことなら出来る。それが、我が国のメディアであり、我が国の自称“知識人"たちだ。

現在、亀田一家をバッシングしている人たちの多くは、かつて亀田3兄弟について「パフォーマンスは過剰すぎるかもしれないが、別にいいんじゃないの」という姿勢を取ってきた人たちだ。
亀田3兄弟がTBSに登場し始めたころから「亀田バッシング」をしていた人間が批判を続けるのは理解できる。
しかし、世論が一つの流れへ形成されるのが明らかとなった時点で、「亀田バッシング」に転じる人たちはおかしいと思う。

これは、堀江貴文氏についての「世論」においても同様だ。
ライブドアがメディアで喜ばしく取り上げられていたときに「ライブドアバッシング」をしてみても、誰も耳を傾けてはくれなかった。
ところが、2006年1月に東京地検特捜部がライブドア本社に立ち入り捜査するやいなや、ほぼすべてのメディアが、そして、ほぼすべての自称“知識人”が、昨日までの自らの言動を忘れたかのように「ライブドアバッシング」「堀江バッシング」を行った。

高慢なことを書かせてもらうと、ライブドアや亀田3兄弟がもてはやされていた時、誰に言われるでもなく、私はライブドアはおかしな会社だと思っていたし、堀江氏や亀田一家もバッシングしていた。
初めっからの「アンチ堀江」「アンチ亀田」である私からしてみれば、今になって手のひらを返す人々の、なんと見苦しいことか。
むしろ現在の私は、世間から猛批判を受ける亀田3兄弟に救いの手を差し伸べてあげたいくらいである。

一連の「亀田バッシング」を見ていて感じるのは、叩く側の品のなさと、叩かれる側の未熟さだ。
「叩く側」であるメディアや、芸能リポーターや、ワイドショーの司会者は、亀田一家に罵詈雑言を吹きかける。以前、その口で、「亀田クンにはがんばってもらいたいねぇ〜」などと言っていたのにもかかわらず、である。

「叩かれる側」とは、つまり、亀田一家やTBSテレビのことだ。
先日、亀田史郎氏と亀田大毅選手は会見を開き、結局、大毅選手は視線を降ろしたまま、一言も発さずに会見場から出て行った。
この時私が感じていたのは、「何と無様な負けっぷりだろう」ということだ。
内藤大助チャンピオンと戦う前には、「(内藤は)ゴキブリや」「負けたら俺は切腹する。(内藤は)どうするんや?」などとビッグマウスを広げていたというのに、チャレンジャーとして1戦負けただけで、この醜態である。

「負け」に対しての免疫が弱すぎる。同時に、人間として未熟すぎる。

なぜ、亀田大毅はあんなに憔悴していたのか。現在、精神科医を自宅に呼び込むほどの精神状態に陥っているというが、なぜそこまで沈んだ気分にならなくてはならないのか。
あれだけのパフォーマンスを出来た人間が、どうして1戦敗れただけで、あんなにダメージを食らっているのだろう。
私には不思議に思えてならない。
亀田一家は、ファン・ランダエタには勝っても、世論のバッシングには負けるのですか?

たかが1戦負けただけではないか。たかが「世間」の過半数からバッシングを受けているだけではないか。
私に言わせれば、「親亀田」から「反亀田」に転じた人間など、ほとんど無価値な人間だ。そんな無価値な人間からバッシングを受けるなど、むしろ栄誉ではないか。

亀田一家の人間は、社会的耐性が弱すぎる。
どんなに騒いでも、亀田3兄弟、あなたたちの行動がトップニュースになるのは「低俗ワイドショー番組」だけでの話である。
真面目なニュース番組や報道番組では、あなたたちの言動など、良くてフラッシュニュースで取り上げられる程度だ。
亀田大毅が内藤大助に負けたことなど、国際情勢を鑑みれば、本当にどうでもよいことなのだ。

それでもメディアは、「亀田」を肴に、勝手にフィーバーし、勝手にバッシングすることをやめようとしない。
好きなだけ騒いで、好きなだけお遊戯を続けていればよい。
「お遊戯」が嫌いな私は、小汚いものからは目を背けることにした。


<追記>

ずっと前から見たかった、ディスカバリーチャンネルのDVD『アポロ11号−月面着陸に隠された真実』を見た。
「アポロは月に行ったのか!?」という疑惑とそれに対しての反証を、コンパクトにまとめている。とても面白い作品だ。
「アポロ11号は月に行っていない」などと大真面目な顔で言える人たちは、私からしてみれば一種の「天才」である。
ただし、“一種の”天才にすぎない。


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2007年10月12日

亀田大毅が新チャンピオンにならなくてよかったこれだけの理由

亀田一族に、初めて「黒星」が降り落ちた。

ボクシング:亀田、観客からブーイング 反則繰り返し

 11日夜、東京・有明コロシアムで行われたボクシングのWBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチ12回戦。大差の判定で敗れた亀田大毅選手(18)が王者・内藤大助選手(33)に繰り返した反則行為に約6000人の観客の大半がブーイングを浴びせた。型破りなパフォーマンスで人気がある亀田3兄弟の試合では初めての光景だった。

 亀田選手の敗色が濃厚となった最終十二回。いら立った亀田選手が内藤選手をマットに投げ飛ばした。この回の反則行為で3点を減点された。会場で観戦した元世界王者で日本プロボクシング協会会長の原田政彦(ファイティング原田)さんも「あれはボクシングではない」と顔をしかめた。

 内藤選手によると、観客席から見えにくい反則もあった。亀田選手ともみ合いになると、グローブを目に押しつける行為(サミング)や相手の動きを止めるために太ももをたたいてきたという。試合後、内藤選手は「もっとクリーンならいい選手なのに」と話した。

 試合前は、父史郎トレーナー(42)とそろって内藤選手を「ゴキブリ」と侮辱したうえ、「負けたら切腹する」と言い放った。パフォーマンスもあるだろうが、品のない言動には若さだけでは片付けられない精神的な未熟さもにじんだ。史郎トレーナーは「この悔しさをバネに頑張る。大毅は一から出直しや」と関係者を通じてコメントを出しただけ。いつもの強気な言動は消えていた。【小坂大】

(12日、毎日新聞)

昨日の試合の結果は「内藤大助 3 − 0 亀田大毅」で、内藤が大差の勝利を果たした。
負けた人間に対して文句を付けるような愚かなことをするつもりはないが、あえて書かせていただくと、プロボクシングの素人である私から見てみても、リング上での亀田は“汚かった”。
チャレンジャーであるにもかかわらず、終始ガードの姿勢。観客席から見えるもの、見えないものも含めて「反則」の連続。挙句に、セコンドからは「(内藤を)投げろ!」との声も聞こえる始末。プロボクサーなのに、ボクシングとレスリングの違いが分からない。亀田一家はボクシングではなく、『ハッスル!』に出場するほうが向いているのではないか?
毎日新聞の来住哲司記者は、12日の紙面上で「ガードを固めて前進するだけの単調な攻撃は、技術不足が明白だった」と、明確に指摘している。

試合を中継したTBSテレビの番組では、相変わらず亀田一族寄りの報道姿勢だった。
今回実況を担当したアナウンサー(※)は、以前からプロ野球の実況アナとして有名な人物であったから、私は安心した気持ちで中継を見ていたのだが、試合が進むにつれ、あまりにも亀田寄りの実況が目立ってきていた。
実況担当のアナウンサーが私情を持ち出すなど論外だし、10数年もスポーツ報道に携わってきた人間のやることとは思えない。これでは、どこかのテレビ局の巨人戦に対する報道姿勢と同じではないか。

しかし、同時に亀田一族は圧倒的な「集客力」を持っていることもたしかである。
私はこの度、初めて内藤大助という人間を知り、自分なりに応援させていただいたが、昨日、会場内で多くの「内藤コール」が上がったのは、内藤の戦う相手が亀田であったからだとも言えるかもしれない。
亀田一族の“対戦相手に敬意のかけらも示さない”パフォーマンスは多くの人々を不快にさせるものだが、同時に、多くの人々を注目させるものでもある。
亀田に怒ることは、亀田ビジネスにモロに乗っかることだ。試合終了後、亀田側から内藤側へ“感謝”の気持ちの表示はなかったが、だからこそ、我々内藤応援団は、亀田に“感謝”と“敬意”を示そうではないか。
それこそ王者の風格であり、チャンピオンの威厳だ。

テレビ東京の島田弘久アナウンサーは昨夜、公式ブログで「亀2号撃沈。ひゃ〜最高。情けな(爆)。逝ってよし」などという内容のエントリを投稿した(現在は削除)。
先ほど「アナウンサーが私情を持ち出すな」と書いたばかりだが、インターネット上の日記たるブログ上での“歓喜の雄叫び”ぐらいは許していただきたい。ただし、公共の電波に私情を乗せるのは反則だ。

ボクシング:反則繰り返し…亀田大毅に処分検討 JBC
 
 11日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチで再三の反則行為をした亀田大毅(18)=協栄=に対し、日本ボクシングコミッション(JBC)は処分を検討することを決めた。15日にも倫理委員会を開き、本人への指導を含めた結論を出す。

 亀田大は11日の試合で頭突きなどの反則を繰り返し、十二回にはレスリング行為で計3点を減点された。JBCの安河内剛事務局長は「レスリング行為に対する処分は3点の減点を受けているが、試合全体を通して反則が多すぎる。実効性のある対応が必要」と話している。

 また、テレビにはセコンドから反則を指示するような声が拾われていたとの情報もあり、JBCはすでに調査を開始。試合から一夜明けた12日は朝からはJBCに対して、亀田大の反則に対する抗議電話がひっきりなしにかかっているという。【来住哲司】

(12日、毎日新聞)

「泣きっ面に蜂」ということわざもあるが、「ピンチはチャンス」という言葉もある。
亀田ビジネスがあと数年間も持つとは思わないが、つい一年ほど前まで亀田賛美であった「世論」が、一気に「アンチ亀田」に変わってしまうのは気持ちが悪い。
私の自慢は「最初からアンチ堀江貴文であり、アンチ亀田であったこと」だが、そういう人間からしてみると、亀田ファンから「アンチ亀田」に方針転換するような人間は信用ならない。

若いからといって、反則をしていいわけがない。若いからといって、他者に敬意を示さなくていいわけがない。
若いからこそ反則をしてはいけないし、敬語も使えなければいけないのだ。
対戦相手に敬意を示すことが出来ない人間が“新チャンピオン”にならなくて、本当によかった。今はそう思っている。

最後に、チャンピオン・内藤大助には、次の言葉を贈りたい。

本当におめでとう!
本当にお疲れ様!
本当にありがとう!



※「中宏池会」をめぐるニュースは、明日以降お届けする。

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2007年08月16日

打倒亀田! 内藤大助の“男意気”

ついに、亀田大毅が“日本人”と戦うことが決まった。

<ボクシング>内藤の初防衛戦は亀田大と 10月11日に

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者、内藤大助(32)=宮田=の初防衛戦が10月11日、東京・有明コロシアムで同級15位、亀田大毅(18)=協栄=を相手に行われることが16日、協栄ジムから発表された。世界初挑戦の亀田大が勝てば18歳9カ月5日での世界王座獲得となり、井岡弘樹(グリーンツダ)がWBCミニマム級王座に就いた時の18歳9カ月10日を抜き、世界王座獲得の国内最年少記録を更新する。兄興毅(協栄)は世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級前王者で、日本初の兄弟世界王者の記録もかかる。
 会見した亀田大は世界初挑戦に「うれしい。ついていると思う。最年少記録は狙っていなかったが、おれが急激に成長しすぎただけ」と喜びを表し、内藤戦に向けて「パンチ力はおれの方が全然ある。力でねじ伏せるだけ」と豪語した。父史郎トレーナーも「内藤はボクシングが特殊で(対応が)難しいが、大毅はパワーのボクシングをやればいい」と強調。内藤陣営は会見を欠席した。
 金平桂一郎・協栄ジム会長によると、両者のファイトマネー総額は2億円を超し、日本選手の試合では興行落札額が3億4000万円だった薬師寺保栄(松田)―辰吉丈一郎(大阪帝拳)のWBCバンタム級王座統一戦(94年12月4日)に次ぐ興行規模になる見込み。戦績は内藤が35戦31勝(20KO)2敗2分け、亀田大は10戦10勝(7KO)で、11戦目で世界王座を獲得すれば国内歴代5位となる。【来住哲司】

(16日、毎日新聞)

当初は長男・興毅選手と戦うかとも言われていた内藤大助チャンピオン。結局、内藤に挑むのは次男・大毅選手になった。

内藤は先月18日、WBC世界フライ級チャンピオンの座を賭けた3度目のチャレンジを行い、見事、悲願のベルトを自分のものにした。
このマッチは、当初予定されていた地上波テレビ局が中継を直前になって取りやめ、スポンサーもつかない状態で、マッチそのものが開催できるかどうか危ない状況になってしまった。
しかし、内藤は会見で「スポンサー募集」のPRを行い、結果、ドン・キホーテがスポンサーに就き、中継はTOKYO MXTVが担当。マッチは開かれた。

私は昨年“亀田3兄弟”をバッシングしたが、プロボクシングの世界に詳しいわけではない。
失礼ながら内藤の存在も知らなかったのであるが、今回、「内藤VS大毅」が実現するということで色々調べてみたら、内藤は何とも“プロフェッショナル”なボクサーであることが分かった。

まず、公式ホームページを見てみると、内藤の勇姿の映える写真の下に、「サイトをご覧の皆様へ」ということで、こんなことが書いてあった。

サイトをご覧の皆様へ

世界王者より、サイトをご覧の皆様へ感謝を込めて下記コメントがありました

みなさんたくさんの書き込みありがとうございます。
お蔭様で世界チャンピオンになることが出来ました。
ホント奇跡起こったもんだと思ってます。
本当に皆さんの応援があって今の自分があるのだと思います。
こんな自分を応援してくださってありがとうございます!
とりあえず一休みしてからまた練習に励みたいと思います。
ありがとうございました。

2007年7月19日 15時37分コメント

この文章のすぐ下に「無断転載はお断りします」と書いてあるのだが、あまりにも感激したので、全文引用してしまった。

これだ! これである。
「皆さんの応援があって今の自分がある」というこのファンへのストレートな感謝の言葉こそ、私の待ち望んでいたものなのだ。
こういう嬉しい言葉を言ってくれるのならば、ファンの成り甲斐があるというものだ。

ホームページの「写真館」というページを見てみると、鮮明な写真で過去の戦跡が伺える。
写真を見ると、スーツ姿も、月刊誌『WiLL』裏表紙の外国人男性モデルみたいな感じで、なかなかダンディに決まっているし、幼き愛息がいることも分かった。
もうとにかく、写真の一つひとつから「人間らしさ」「真の男らしさ」が伝わってくるのである。
また、「写真館」のページでは、写真一枚一枚の下にコメントが書かれているのだが、対戦相手に対する深い敬意を十分に感じられた。
「あいつはチキンや」などと下品な言葉を吐いてばかりのどこぞの誰かさんとは違い、“人間が出来ている”。

内藤という男にさらに興味が湧き、より情報を求めてwikipediaを見てみると、こんなことも書いてあった。

2002年4月19日、タイでポンサックレック・グラティンデーンジムのWBC世界フライ級王座に挑戦し、世界フライ級タイトルマッチ史上最短の1R34秒KO負けを喫する。このKO負けが原因で、内藤は「日本の恥」「日本に帰ってくるな」とまで言われるほどの批判を浴びる。しかし、復帰戦をKOで飾ると、その後も菊井徹平を下すなど順調に勝ち進みランキングを上昇させ、評価を高めていくことになる。

これを読んで、内藤が“最短男”というあだ名を持つ理由を知ったのであるが、このエピソードもなかなか聞くものを感激させるではないか。
冷たいバッシングを浴びるシチュエーションは私自身も熟知しているつもりなので、なおさら感情移入してしまう。
批判を受けても、あきらめず、再び王座獲得に向け進んでいくところは、きょう、発生から1か月を迎えた新潟中越沖地震で住宅が全壊し、「一からやり直すか」と寂しいながらも覚悟を決めた50代の男性の姿(テレビ東京『速ホゥ!』きょう放送分より)を想起させ、胸を熱くしてしまった。

人間生まれてきたのなら、せめて他人に敬語を使えるぐらいの人間にはならなくちゃ、もったいないし、みっともない。
これは最近特に感じられるのだが、我々人間一人ひとりは、赤の他人だろうが何だろうが、他人様によって支えられえているのだ。
私一人がここまで成長して来れたのも、多くの動植物の生命を殺し、それらを栄養として摂取し、多くの人々に迷惑をかけながらも、多くの人々から支援を受けて来たからなのだ。
いわば、私という一人の人間がここまで生きて来られたのは、多くの人間と動植物の犠牲の上の結果なのである。
私一人がここまで生きるために、私はどれだけ多くの人を殺してきたことだろうかと思う。

一人ひとりの他人に対する敬意を持つことが、いかに大事なことか。
一人の人間の生命を尊ぶことは、一人ひとりの他人に敬意を示すということであり、そうなれば、自然と言葉遣いも敬語になってくる。
どういう時に、どういう具合で敬語を発するべきか判断することも、社会に出て初めて、恥をかきながらも身に備わっていく能力だ。
どんなに腕力や技術力に長けていても、他人を思いやる気持ちを持つことが出来なければ、横綱になる資格もなければ世界チャンピオンになる資格もない。
ファンに感謝し、対戦相手に敬意を示す――。これぞあるべきプロボクサーの姿だ。

他人を思いやることと、勝負事に負けることは違う。私が言いたいのは、まさにその点なのだ。
「児童の差別をなくしましょう」と、運動会で競争の“順位”を決めない小学校が増えているというが、こういうことを言う人たちは、その点を理解出来ていないのではないだろうか。
また、先日ブログで取り上げたように、人殺しが良くないからと言って『桃太郎』のオニと桃太郎が最終的に手と手を結ぶようなストーリーに改ざんするというのは、子供を教育する観点から言えば、善悪の判断を出来ないようにさせることであり、むしろ教育に悪いのではないか。
『水からの伝言』などというものもそうである。水に「ありがとう」という言葉を掛けたら、綺麗な形の結晶が出来る(また、「戦争」「死ね」などの言葉を掛けると、崩れた形の結晶が出来る)ということを、少なくない数の教師が、小学校の「道徳」の時間で子供たちに教えているそうだ。
言葉に水が反応することなどありえないということは、何も「物理学の原理」などという言葉を持ち出さずとも、人間ならば常識で分かることであり、そういった誤った事実を公然と教える教師がのさばる限りは、“学校の先生も大変だ”などという意見には、到底耳を傾けられない。

もう一度言う。他人を思いやることと、勝負事に負けることは違う。
それが分からない人が多いから、いつまでも“偽善”は繰り返され、容認され続ける。
「障害者」という用語を「障がい者」に書き換えるよう推し進めることは、決して他人を思いやることなどではないのだ。

率直に他者に対する敬意を持ち、人間としての哲学があり、そして、その上で“強い”。
そういう内藤大助の男意気に、惚れた。言葉を言い換えれば、ファンになった。
内藤には、何が何でも対大毅戦で勝利を飾ってほしい。勝負は、勝たなければ意味がない。

…こう書くと、「負けた側にも努力のプロセスがあり…」と反論する人がいるのだからたまったものではない。
そういう意味でではなくて、私は、内藤へのエールという意味で、“勝負は勝たなければ意味がない”と書かせてもらう。



さて、今日のぶら下がりで、安倍晋三首相はこんなことを言っていた。

安倍首相、国内最高気温を記録したことについて「連日暑いですね」

安倍首相が16日午後、40.9度と国内最高気温を記録したことについて、「連日暑いですね」と述べた。
安倍首相は「(きょうも暑かったですね)そうですね。連日暑いですね。(岐阜では40.9度を記録したが?)ビール好きな人にとっちゃ、ビールがおいしいんでしょうけど、わたしは飲みませんから。ただ、暑いだけですね」と述べた。
安倍首相は17日に公邸を出て、夏休みに入るという。

(16日、FNN-NEWS.COM)

「私はただ暑いだけ…」という件は哀愁の漂った言い回しだったので、思わず私は笑ってしまった。
私が求めていたのは、これである。
小泉純一郎前首相は、「感動した」など主観的なフレーズを多用し、自らの内心を白日の下にさらすことで、国民からの熱狂的な支持を受けた。
安倍首相も、是非とも「暑い」でも「眠い」でも「今朝、妻と喧嘩した」でも何でもいいから、心に思った安倍首相の“素の気持ち”を出してもらいたい。
一国の総理に対して失礼な物言いになってしまったら申し訳ないが、いくら安倍首相がカメラ目線を続けても国民に語りかけている感が薄かったのは、安倍首相のしゃべりっぷりが“人間”っぽくなかったからではないだろうか。
“チーム世耕”はもういいから、安倍首相本人の本音を出してほしい――。多くの国民は、そう思っている。

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2007年01月22日

朝青龍にみる“横綱の品格”

大相撲初場所は、21日、千秋楽を迎えた。
14日目に20回目の優勝を決めた朝青龍が、琴欧洲を破り、4場所連続の優勝に花を添えた。

圧倒的な強さを誇る朝青龍だが、「文句なし」の横綱ではない。
強さに「文句」は出なくとも、“横綱の品格”について、常に「文句」を出されている、珍しい横綱である。

朝青龍大笑い、親方衆苦笑い…“ケイコなし”で4連覇

 なるほど、これでは周りの者に示しがつかない。4場所連続して14日目に朝青龍の優勝が決まってしまい、またしても千秋楽はドッチラケだ。

 最後の琴欧洲戦も白星でしっかり締めた朝青龍はご機嫌そのもの。「今日はどうしても勝ちたかったんだ。差されたけど、左を巻きかえてヨシッと思った。投げのタイミングも良かったし。気持ちいいね」と館内のファンに愛嬌をふりまいていたが、協会首脳は対照的に渋い顔だった。

 なにしろ朝青龍が場所前にまわしを締めて稽古したのは去年の暮れのたった2日だけ。正月はモンゴルで過ごし、年明けもまったくやっていない。これは東前頭4枚目で10勝した安馬も同じ。去年の暮れ、父親が交通事故で亡くなったため、あわてて帰国し、再来日したのは初日前日。まったくのぶっつけ本番にもかかわらず、14日目は豊ノ島を破って朝青龍の優勝をアシストまでしている。

 これでは明らかに「強くなりたかったら、稽古しろ」と指導している親方たちの指導方針に背く。朝青龍の師匠、高砂親方(元大関朝潮)も「確かに困った現象だよな。でも、何もやらずにあんな激しい相撲は取れない。まわしは締めていないけど、きっとどっかで、何かはやってんだよ」と苦笑いしていた。

 努力しなくても、いい思いができる。こんなつじつまの合わない現実にどう整合性を持たすのか。北の湖理事長は「朝青龍が強いというよりも、周りが弱すぎるんだ。こんな中で作った記録なんか、たいした記録じゃない」と吐き捨てた。32回優勝という史上最多記録を持つ納谷幸喜・相撲博物館館長(元大鵬)も「稽古を怠れば、筋力はすぐに衰える。下の者を育てるのも、上の者の義務。精神的にもさらに成長してほしい」と苦言を呈している。

 これでは歯を食いしばって稽古に汗する者がいなくなる。朝青龍の4連覇で、大相撲界は指導の根幹を揺るがす大問題を抱え込んでしまった。

(1月22日、夕刊フジ)


決して、朝青龍個人が嫌いなわけではない。
朝青龍は、相撲界にとっての“大スター”であり、相撲人気を高くさせてきた功労者でもある。
朝青龍の存在は、相撲界にとって、大きな一助でもあるだろう。

しかし、相撲は日本の国技である。
「強ければよい」「強い者が横綱になる」といったものではない。横綱に求められるのは、「強さ」とともに「品格」なのだ。
「強さ」だけでも、「品格」だけでもダメで、双方が備わっていなければならない。そして、備わっている者を、横綱という。

「品格」というとあまりに抽象的すぎるのだが、例えば、20回目の優勝が決まった時、土俵の上で笑顔を見せることが、相撲という特殊なスポーツにおいて、「品格」ある行動といえるのかどうか。
モンゴル人だから、日本人特有の“謙虚さ”や“品性”は持てなくて当たり前――などと割り切って良いのか。
だったら、外国人力士をまったく受け付けないようにするか、または、相撲から「品性」を取り除くしかない。

「文句は言えないはず。俺は、だって強いんだから」という姿勢のままでは、朝青龍に「品格」を感じられないのだが、どうだろうか。
ラベル:朝青龍
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2006年10月14日

そこまで「亀田の父」が恐いのか

ブログの更新を怠っている間に、北朝鮮は「核実験を実施し、成功した」と発表した。
地下核実験は成功したのか、失敗したのか、そもそも実施されたのか。
いずれにせよ、今回の北朝鮮の発表を受けた国際社会の反応は厳しいものとなりそうだ。
日本政府は、今回の北朝鮮情勢を「周辺事態」(地域の安全に重要な影響を与える事態)と認定し、日本独自で制裁を行うことに決まった。
国連安保理での制裁決議は、経済制裁のみを行う国連憲章第7章41条に限定したものとなるが、中露のこれまでとは違うやや強硬な姿勢をひきだせたことは、後々、金正日政権を締め付けることに成功するのではないか。
6ヶ国協議に参加しているはずの北朝鮮が、約束を守らない国、というかそもそも、約束の成立をなしえない国であるということがまさに明確化したわけだが、ひとまずは国際社会が一丸となって、強い姿勢を見せ付けるしかないだろう。


ところで、久々に彼らの話題である。

<ボクシング>亀田史郎トレーナーを厳重注意処分 乱闘騒動

 ボクシングの「亀田3兄弟」の二男、亀田大毅(17)=協栄=の試合(9月27日、東京・後楽園ホール)後に観客同士の乱闘騒ぎが起きたことに絡み、日本ボクシングコミッション(JBC)は13日、「騒動に加担しようとした、と誤解される行為があった」として、亀田大の父史郎トレーナー(41)を12日付で文書による厳重注意処分にしたと発表した。JBCや協栄ジムの調査で、JBCからセコンドやトレーナーなどのライセンスを受けた者で、乱闘に加担した者はいなかったという。
 史郎トレーナーは乱闘騒ぎの際、リング上から下に駆け降り、乱闘の輪に入ろうとして周りから制止された。安河内剛・JBC事務局長は、金平桂一郎・同ジム会長から「本人は『やめてほしい。何しているんだ』という気持ちで仲裁に入ろうとした」との釈明があったといい、処分について「乱闘に加担したとはみなされないので、JBC規定にある戒告以上の重い処分を科すのはバランスを欠く」と説明した。
 金平会長、史郎トレーナーらジム関係者4人の連名の謝罪文が11日にJBCに届いた。乱闘の原因や当事者について、安河内事務局長は「いろいろな証言があり、特定できなかった」。警視庁富坂署は今月5日に「けが人や目撃証言もなく、被害届もない」として捜査を打ち切ったという。【来住哲司】
(毎日新聞)


JBCの判断によれば、亀田史郎氏は「場外乱闘」を静止させるためにリング上から駆け降りた、とのことである。
そこまで正義感のある人物が、自らの子供たちを“最低限の敬語”すら使えないような人間に育ててしまったとは、なんとも残念な話だ。

JBCも、今になって何を恐れているというのだろうか。
こんな下らない“戒告”という懲罰もどきを出しているだけでは、結局、誰も得しない。強いて言えば、亀田氏の“損”が最低限に抑えられる程度だ。

正直言って、亀田ブランドは、胡散臭いイメージがまとわり付いている。
テレビ局も、亀田3兄弟には「勝って」もらうより、「負けて」もらうほうが望ましいのではないか。
「ギリギリ判定勝ち」というのはもう2度と使えない手であることだし、圧勝するにも、わざわざ弱い選手を相手に迎えねばならないのでは、またもや具志堅氏らからの批判は必至だ。

日本のメディアは移り身が早い。こうと決めたら、すぐ傾く。
「浪速乃闘犬→浪速の“負け犬”に」といった程度の見出しがスポーツ紙に載る日も近い…などといっては失礼に値するが、もうあと2,3年も「亀田」で引っ張れないことだけは確かだろう。



スポーツ界に加えて、芸能界でも面白い動きがあった。

KAT-TUN・赤西仁の語学習得のための無期限休業とは、なんとも苦笑モノだが、自戒も含めて、ここらで人生リスタートしていただきたい。まだ若すぎる年齢ではあるけれども。
今回の騒動は、どうやらジャニーズ事務所が赤西をやんわりと追放したかたちのようで、帰国後でのグループ復帰は、今の所、適いそうにはない。

押尾学の不倫デート(疑惑)については、言うことはない。「だから押尾はやめておけ」とあれ程言ったものを。そういえば、こちらは俳優業を“廃業”されていたのだった。これからも奥様と仲良くね。


<さらに余談>
『NEWS ZERO』(日本テレビ)が酷い。予想より酷い。
OPいきなり、B級ニュースばかりでフラッシュニュースをやるのには驚愕した。彼ら、彼女らにはトップニュースという概念がないのだ。
おそらく、ニュース番組・報道番組の基本を知らない人たちが作っている番組なのだろう。
申し訳ないが、どんなに「分かりやすいニュース番組を」と叫んでみても、これでは、単なる「幼稚な情報バラエティー(小学校低学年向け)」に過ぎない。もちろん、小学校低学年を馬鹿にしているわけではないが。
メインキャスターの村尾信尚氏も、なぜか「キャスター」になると変な喋り方になる。私は、あれほど日本語を喋りにくそうな日本人を、かつて見たことはない。
posted by Author at 23:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 亀田3兄弟/朝青龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

亀田興毅は勝ったのか? 負けたのか?

私、疑惑、感じます。
プロボクシングWBAライトフライ級王座決定戦で、亀田興毅選手が判定勝ちした。



<亀田興毅>フアン・ランダエタに判定勝ち 世界王者に

 世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦が2日、横浜市の横浜アリーナで行われ、同級2位、亀田興毅(19)=協栄=が、同級1位のフアン・ランダエタ(27)=ベネズエラ=に2―1の判定で勝ち、世界初挑戦でタイトル獲得に成功した。
 亀田は一回にダウンを奪われ、中盤盛り返したものの、終盤は足がもつれて押し込まれる苦しい展開。しかし微妙な判定で制した。
 19歳8カ月での王座奪取は、井岡弘樹(グリーンツダ)の18歳9カ月(ミニマム級)、ファイティング原田(笹崎)の19歳6カ月(フライ級)に次ぐ年少記録。日本選手として史上3人目の10代世界王者となる。
 亀田は大阪市出身。11歳から父史郎トレーナー(41)の指導でボクシングを始めた。03年12月にプロデビューし、12連勝で頂点に立った。【来住哲司】
 ◇世界王者は6人に
 亀田の王座獲得で、国内の現役世界王者はWBCミニマム級のイーグル京和(角海老宝石)、WBAミニマム級の新井田豊(横浜光)、WBAスーパーフライ級の名城信男(六島)、WBC同級の徳山昌守(金沢)、WBCバンタム級の長谷川穂積(千里馬神戸)と合わせ、史上最多タイの6人に戻った。
 ○…ミニマム級に続く2階級制覇を逃したランダエタは「3ポイントは自分が勝っていた。WBAに抗議するつもりはないが、結果は受け入れられない」と判定に不満をぶつけた。一回にダウンを奪った場面を振り返り、「あそこで倒せると思った。もう一押ししようと思ったらゴングが鳴ってしまった」。亀田の印象については「すごく弱いボクサー。それは皆さんも試合を見て分かったでしょう」と皮肉たっぷりに評し、「彼が望むならまた日本で試合をしたい」と再戦を希望していた。
 ▽原田政彦(ファイティング原田)・日本ボクシング協会長 (判定が場内に告げられる前に会場を去り)きょうは何も言うことはないよ。
 ▽WBAミドル級元王者の竹原慎二さん 一回にダウンしたが、最後まで前に出てよく盛り返した。見栄えは悪いけれどいいパンチ、重いパンチが入っていた。課題は自分の距離感を持つこと。この間合いならパンチをもらわない、ここならもらうと。(今のままでは)正直すぎる。
 ▽WBAスーパーフェザー・ライト級元王者の畑山隆則さん いい試合だった。(亀田興は)よくやった。世界戦なんだからこんなのは苦戦のうちに入らない。
 ▽WBC・WBAミニマム級元王者の大橋秀行さん 体も鋼ならハートも鋼だった。今までに経験がない上に減量もきつく、十一回とかは限界を越えていたと思うが、ハートでよくやった。
 ▽WBAスーパーフライ級元王者の鬼塚勝也さん 序盤の差を引き寄せた(亀田興にとっては)意味のある判定勝ちだった。今までのレベルでいけるだろうと思ったろうが、何とか持ちこたえた。世界は今までの相手とは本当に違うということが分かったのではないか。
 ▽WBCバンタム級元王者・薬師寺保栄さん 自分の戦った経験から、亀田が4〜5ポイント負けていたと思う。亀田には「よう頑張ったな」と言えるかもしれないが「絶対勝ちだったな」とは言えないなあ。リングサイドで見ていた知り合いからも「この判定、どうなの」という電話ももらった。判定がクリーンなら、こんな問い合わせはない。今後悪い意味でボクシング界に影響する。
 ▽かつてミニマム、ライトフライの2階級制覇を達成した井岡弘樹さん 亀田が苦戦していたように見えたが……。判定のことはよく分からない。



この結果を受けて、以上引用した毎日新聞(8月3日付朝刊)の記事に掲載されている以外に、様々な人物から、試合を見ての感想が出ているので、以下、同じく毎日新聞の記事から紹介したい。

 ◇ガッツ石松さん「まいったね。なんで」

 テレビで観戦した元WBCライト級チャンピオンのガッツ石松さんは開口一番に「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。

 そのうえでガッツさんは「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」と首をかしげた。さらに「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」と怒っていた。

 漫画家のやくみつるさんも「非常に不愉快なものを見た。実況も最後の方は負けモードだったし、こういう判定になるとは。判定後の(亀田選手の)態度も疑問。あの場では勝者の振る舞いをしないと格好がつかないところもあるだろうが、大口をたたける試合内容ではなかった。態度を改めるべきではないか」と厳しく指摘した。

 一方、元WBAジュニアミドル級王者、輪島功一さんは「亀田選手は前半、悪かったが、中盤から盛り返してがんがんに攻めて最後までよく頑張った。引き分けかなとも思ったが、勝ちに値する戦いぶりだった。(苦戦の理由は)今までやってきた相手とあまりにも差がありすぎ、(戦い方を)考えていなかったこと。これからは世界王者。どんな相手ともやらないといけないのだから、よく考えて戦わないと」と一定の評価を与えた。(毎日新聞)


また、1日に放送された朝日放送「ムーブ!」では、コメンテーターの勝谷誠彦氏
「TBSは語るに落ちたな。(亀田の)敗戦を 想定してないとはどういことや、勝負事で」
「ええかげんにせえよ。こいつは国辱や」
「よその国から来てもらった対戦相手に失礼なこと言いやがって」
「TBSがどこまで深入りするつもりか、俺は注目してるからな」と立て続けに批判した。

ボクシングの山本"KID"徳郁選手も、自身のブログで
「俺が亀田だったら相手にベルトその場で渡す」
「俺だったら恥ずかしくてリングから立ち去る」と書いている(現在はその記事が削除)。

生中継したTBSには「番組開始から試合までが長い」「判定に納得がいかない」といった電話が2日午後7時30分から3日午前9時までに計3万7225件、同様の電子メールも3655件送られたという。

試合を見た人、そのほとんどは、「どうして亀田は勝ったのか」と思ったはずだ。
私自身、その結果にも驚いたが、同時に、試合前までTBS系の番組で放送された亀田を賞賛する内容の番組や特集を見て、驚いた。
先述の勝谷氏の言う通り、TBSは「亀田が勝つ」ことを前提として、「亀田選手の親子愛」とかなんとかのVTRを流しているように感じられた。
まるで、亀田が勝利するという結果を事前に知っているようですらあった。それは、どの情報番組を見ても明らかであった。

不思議なことに、私は、亀田選手本人への怒りはあまり湧き上がってこない。
自分が一番分かっているであろうに、この異様なキャラクターを演じきらなければ、多くの自分に関連する人々が社会的にも経済的にも崩れ落ちてしまうという悲惨な境遇にあることに、深い哀れみを感じずにはいられない。

事実、昨夜あたりから亀田選手は多数の情報番組に「生出演」しているが、どの番組にしても、その亀田選手を前にして「疑惑の」「厳しい意見も聞かれますが」という前置きをしないでは触れられない状態となっている。
まるでアメリカにおけるマイケル・ムーアみたいな扱われ方で、疑惑のイメージが付きまとう点では、そして、それを報じることなしでは番組として成り立たないということになっている点では、亀田選手は、勝ったのか、それとも負けたのか分からない。
確かに、試合では勝っている。しかし、個人の扱われ方としては負けているとも見れる。

情報番組における白いんげん豆ダイエットに関する放送で、総務省から厳重注意を受けたTBS。次回、このような社会的混乱を生じさせる事態を起こした場合、「放送電波停止」も有り得る、との厳重注意だった。
その後、TBSは「JNNイブニングニュース」内で、731部隊を扱った特集VTRにおいて意図的ともとれるような形で、部隊とは関連ない安倍晋三官房長官の写真を写した。
今回の「疑惑の亀田関連放送」も、なんとなく納得がいってしまう。だってTBSだからね、と。

筑紫哲也氏の言ったことが正しければ、TBSは一度死んだはずである。
つまり、今は“ゾンビ状態”だといえる。
早く成仏させてあげないといけないと思うのは、私だけだろうか。
いっそのこと「楽天放送」になっておけば良かったのではないかと思うのは、私だけだろうか。
「腑に落ちない会場、疑惑の判定」といったテイストで報道するテレ朝「スーパーモーニング」。「勝ちは勝ちだもんね〜。やったね!亀田」という感じでのTBS「きょう発!プラス」の締め方。
今回の件についてテレ朝を褒め称えるほどではないが、いずれにせよ、TBSは格好悪い。
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2006年07月01日

亀田3兄弟をバッシングする

もう7月だというのに少し遅い話題のようだが、具志堅用高氏が亀田3兄弟に苦言を呈した、という話である。

◇安易な世界戦に懸念 経験不足でもろさも−−東日本ボクシング協会副会長・具志堅用高氏

亀田興毅君のここ何試合かは、内容は悪い。パンチできっちり倒したのではなく、相手が棄権したり、ローブローだったり、レフェリーが止めたり。ボクシングを普段見ない人は、KO(TKO)で勝ったら「強いのね」と思ってしまうけど、我々元ボクサーや現役選手で、彼を本当に強いと思っている人がどれだけいるだろうか。

 弱い外国人とばかり対戦しているのに、日本や東洋太平洋のランキングに押し込んだ日本ボクシングコミッション(JBC)にも問題がある。日本選手と戦わず、本来のフライ級はWBA、WBC(世界ボクシング評議会)とも王者が強いこともあり、1階級下げて空位の王座決定戦に出る。金をかければ、そんなに簡単に世界挑戦できるのか。ボクシングの歴史から見たら、この現状は何だ。今度挑戦するWBAライトフライ級王座はかつて僕が持っていたタイトルだけど、彼と一緒にされたら困る。

 僕は亀田君のために厳しいことを言っている。彼は強くなる要素を持っている。体格はいいし、スタミナとパワーがある。スター性もある。だが、技術面はまだまだ。パンチを打つ順番が間違っていて、もろいところがいっぱいある。判定でも内容のいい試合はあるし、強い選手とやって負けたっていいじゃないか。経験を積んで強くなる。でも、テレビ視聴率のためには、そうはいかないのだろう。

 みんなに愛される選手になってほしい。今はチヤホヤされても、引退後はどうなるのか。会見や計量で相手をにらみつけたり、挑発するような言動は慎むべきだ。ボクシングは選手が命がけで戦う素晴らしいスポーツ。ボクサーはリングの外では紳士であるべきで、やっていいことと悪いことがある。協栄ジムは教育すべきだ。二男は試合後にリング上で歌うけど、僕がJBCにやめさせるよう求めたら「テレビ局の意向だから」。特別扱いせず、やめさせないといけない。
 3兄弟とも父親を尊敬している。今の若者にしては珍しいし、素晴らしいこと。彼らの人気はボクシング界にとってプラスだ。だが、このまま相手を選びながら内容の悪い試合を続けていたら、いつか人気は冷める。人間性を磨き、試合内容が良くなれば、亀田3兄弟ブームは続くと思う。

6月26日の毎日新聞朝刊に載ったこの記事に、亀田3兄弟の父・史郎氏や協栄ジムの金平会長側が反発しているということだが、私から見れば、この記事の中身はまさに「愛のムチ」である。
当然、相手選手を挑発したりというのは演技・演出としてのものだろうが、しかし、どうも私はこういう形のパフォーマンスに嫌悪感を抱いてしまう性質である。
だから、亀田3兄弟についても好印象は持っておらず、今回の具志堅氏のような記事は「良くぞ言ってくれた」といった感じである。
今朝見たフリー雑誌のインタビューで、女優の青田典子が「私のモットーは見た目はエレガントで心はパンク」と答えていたが、亀田3兄弟にはエレガントさも、品性のかけらも感じられない。もちろん、青田典子と亀田3兄弟を比べてどうなるという話ではないが。


「亀田は養殖モノ。陣営が丁寧に作ったレールに乗ってここまできた。
世界王者の器と断言はできない。ただ、スポーツの世界では実力が足りなくても、
周りの雰囲気に乗って活躍以上のものを発揮することはある。亀田もそのタイプでは」

こう話すのは、元WBC世界ライト級王者のガッツ石松氏(56)。

亀田の戦績は11戦全勝10KO。
少ないキャリアのなかで、元世界王者2人と東洋太平洋フライ級王者もマットに
沈めている。戦績だけ見れば立派な“怪物”だ。

しかし、亀田が倒したのは「勝ったことがない」「デビュー戦」という外国人選手も多く、
日本人との対戦は一度もない。倒した2人の元世界王者もピークをとっくに過ぎた
「ロートル」だ。

ガッツ氏は「おれたちの時代は日本人同士で戦って生き残ったやつだけが
世界へいった。時代が変わったのだろうが、陣営のやり方はうまい。
今回の世界戦も、フライ級ではまず勝てなかっただろう」と辛口なのだ。
どうやら簡単には「OK牧場」とはいかなそうだ。

また、亀田との対戦を熱望する国内のジム関係者は「弱い相手にも不用意に
クリーンヒットをもらうことがある。強い相手とやったら倒されるのでは」と分析する。

今回の世界戦の実現に尽力したボクシング関係者さえ「立場上ベタぼめしなきゃ
いけないんだけど、そうもいかないんだよね」と意味深なコメントを残している。

いつもは天然キャラでおなじみのガッツ石松氏も以前このようなことを話していた。
長男の亀田興毅は8月、世界タイトルに初挑戦する。

それにしてもどうにかならんかTBS。いまや日本の下品さを主導するテレビ局に成り下がってしまった。昔は気品のある番組を制作していたものだが…。

亀田3兄弟のような派手なパフォーマンスのするような人たちがいつしか主流になり、K-1やHERO'sのようなものが主流になっていく。そして、「かつらボクサー」のいるようなこれまでの格闘技の世界、ボクシングの世界がどんどん衰退していく。どなたのせいであろうか。
posted by Author at 12:03| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(2) | 亀田3兄弟/朝青龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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